2007-09-10 Updated!


キハ183系気動車「おおぞら」・「まりも」号


 

(写真)千歳線を走る長大編成の「おおぞら7号」(当時) 前から3両目にキロ184-901が連結。
島松-恵み野にて。1998-1撮影 


 北海道の都市間輸送を支える特急気動車キハ183系「おおぞら」・「まりも」号を紹介します。

 かつて、「おおぞら」といえば、北の玄関口函館と釧路・旭川を滝川経由で結んでいました。1980年に石勝線が開通し、札幌-千歳空港(現南千歳)間を往復するスタイルで函館-釧路を結ぶようになりました。後に札幌主体のダイヤになった際に、札幌-函館間は「北斗」に譲って、札幌-釧路・帯広間の特急列車として6往復が運転(うち1往復が帯広。)されていました。

 1990年9月の改正から札幌-帯広間の特急列車増発で帯広特急を「とかち」(後に「スーパーとかち」→「とかち」)に譲って、札幌-釧路間の特急列車として、最盛期には6往復が運転されていました。しかし、1997年春の改正から新鋭のキハ283系の「スーパーおおぞら」が登場すると、改正毎に徐々に勢力を縮小、ついに2001年7月の改正で釧路口からは夜行以外でキハ183系共々、「おおぞら」の名前すら姿を消しました。

 ここでは、過去に記録した写真から晩年のものまで再編集した上で取り上げています。

末期の「おおぞら」を象徴する1枚。この写真の2両目に「スーパーとかち」で登場したダブルデッカー車キサロハ182が連結されているが、この車も「おおぞら」廃止で保留車となり、運用を離脱。

2001-6-27 串内(信)にて。
たまたま100番台が先頭に立った「おおぞら」。この時期の道東方面は雲が垂れ込め、時折霧が出たりで天気にならず、寒いというのが印象的。

2000-7 古瀬-音別にて。
狩勝を下ってきた「おおぞら」。末期は釧路よりに0番台、札幌よりに500(1500)番台先頭車を連結し、2両目にダブルデッカー車キサロハ182を連結している。

2001-6 西新得(信)-新得にて。
旧塗装から過渡期のおおぞら号
移り変わりの時期を象徴するカット。既に先頭車はHETカラーに変わってはいるものの、編成は「とかち」色や旧標準色との混成で、編成自体はかなりバリエーションに富んでいた。

1997-1-1 苗穂-白石にて。
「おおぞら」といえば最後まで旧標準色で残った列車。このカラーリングも既に過去のものになろうとしている。

1996-3 西新得(信)-広内(信)にて。
まりも(2001年7月〜2007年10月)
中間に14系寝台車2両を挟み込んだ夜行特急「まりも」。

根室線の帯広以東は、唯一夜行の「まりも」のみがキハ183系の列車として釧路まで走る。夏休みの時期は釧路から快速列車として根室まで延長運転される。夜行も根室から釧路まで快速扱いで延長運転される。この年の道東方面は朝から晴れた。

2005-6 音別-古瀬にて。
中間に14系寝台車2両を挟み込んだ夜行特急「まりも」。2006年3月改正以降、道内唯一の定期夜行列車になったが、2007年10月改正で臨時列車に格下げとなり、さらに2008年夏の臨時列車を持って運転終了になることから、最後まで残った道内定期夜行列車も消滅。

この日は珍しく100番台車が先頭でやって来た。上のアングルとは別のアングルで撮影。

2006-6 音別-古瀬にて。

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